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Re: カラコレ 何でも質問コーナー( ゚Д゚)ノ

soruさん、kurasakiさん まず、なにをおいても一番最初に!ボクは決して、金輪際、絶対に HDSLRカラーグレーディングの先駆者などではございません。そんな事書かれると暗闇で背中を刺されますので、どうかご勘弁を(汗)。(^_^;) で、本題。「bit」の問題は soruさんの疑問の通り、『Apple Colorや DaVinci Resolveでグレーディングした絵が高画質なのは、ホントに計算時の bit数のおかげなの?』という根本的な疑問に対して、ボクも明確な回答を見つけられずにいます。 ただ厳然たる事実として、Colorや Resolveから書き出した絵は、NLE上で行うカラコレ、グレーディングとは別世界です(きっと AfterEffectsもそうなんでしょうか?ボクは使ったことがないのでわからないのですが…)。 あと、そうしたソフトでグレーディングする際の素材ですが、もちろん 10bit、4:2:2以上の素材であるに越したことはありません。が、たとえ 8bit、4:2:0素材であっても… というか、どちらかというと、そういう “危ない素材” であればあるほど、専用カラコレソフトを使う意味が増すと思っています。 なぜなら 16bitあるいは 32bit浮動小数点演算が本領を発揮するのは、カラコレによって元素材の色情報が変更された時に行われる「新しい色情報を生成する過程」においてだからです。 4:2:0素材のように “ちょっといじると破綻する確率が高い” 素材を扱う時ほど、きちんとした階調を保ってグラデーションを作ってくれる演算能力が必須になる、と考えれば「(4:2:0だから)あんまり意味がない」どころか、8bit素材をカラコレする時にこそ、高 bit演算できる環境が必要になるのではないでしょうか。 BMCCは、いっろいろと “致命的な欠陥” を抱えた問題児ですが、たとえ RAWで撮らなくても、ハック不要で(笑) 最初から ProRes 4:2:2(HQ)(=最大ビットレート220Mbitの 10bitイントラコーデック)+フィルム LOGガンマで撮影できちゃう!ってところがモンスター級に素晴らしいです。 そういう意味では、もうすぐ登場予定の Blackmagic Pocket Cinema Cameraは、本格的なカラーグレーディングをやってみたい人にとっては、革命的な福音となると思っています。こちらはこちらでやはり色々と問題点はありますが、なんといっても上記の BMCCと同スペックの絵が撮れる M4/3マウントのシネマカメラが、たったの¥10万!で手に入るんですからね(笑)。そそ、そんな、GH3よりも安い “シネマカメラ” って一体… (^_^;)

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