raitankさん
raitankさん、ご教示どうもありがとうございます。
おっしゃること、共感します。
ソフトによって演算処理が違い、それは単純なbit数で測れるものではない、と。
bkmcwdさんとのやりとりもとてもおもしろいなと思ったので、
「うたい」のbit数に関わらず、ソフトによるエフェクト演算の画質を測る指標をひとつ提示してみます。
【比較対象】
*premiere pro cs5(汎用編集ソフト:32bit浮動小数点処理をうたっている)
*Magic Bullet Colorista2 (専用グレーディングソフト:おなじく32bit浮動小数点処理をうたっている)
→一見同じことができそうに思いますが、実際は挙動が違います。それを今から検証してみます。
【比較方法】
ハイライトが足りない(露出が低く、本来「白」=IRE100であるはずの部分が暗く=IRE80以下 なってしまっている)クリップに対し、マスターカーブ(RGB)で輝度を操作する処理を行う。
図1.オリジナル素材01
【比較の指標】
premiere pro cs5付属のカラースコープ(YC波形)の波形の変化の仕方を比較する
※釈迦に説法ですが、一応見方の説明を・・・
*グラフの水平方向のx座標位置は、実画像のx座標位置と対応する。(つまり、実画像の左から10ピクセル目あたりの情報は、グラフの同じく左から10ピクセル目あたりに表示される)
*グラフの垂直方向のy座標位置は、実画像の各ピクセル情報の持つ輝度情報を白=IRE100、黒=IRE0として換算してプロットしたもの。
図2.オリジナル素材01のYC波形表示
